いざに備える「予約型代理人サービス」
9月21日
読了時間: 2分
銀行の予約型代理人サービスをご存知ですか?
普通、銀行口座の持ち主本人が認知症などになって意思能力が低下すると銀行口座が閉鎖されてしまい、たとえ本人の施設入所などで大きなお金が必要となっても、お金を引き出すことができません。
そんなとき役に立つのが「予約型代理人サービス」です。
認知症などで本人の意思能力がなくなった場合に、代理人が本人に代わってお金の出し入れができるように、あらかじめ、本人と代理人が銀行に申請しておくものです。
現在のところ、大手銀行では、
・みずほ銀行(代理人予約サービス)
・三菱UFJ銀行(予約型代理人サービス)
のみが対応していますが、信用金庫は全国のほとんどが対応しています。
この場合の代理人は本人のためにのみお金を出し入れできます。
(本人の入院費用、施設費用など、本人のためにのみ使えます。)
お金を引き出す場合、窓口でも使途の確認がされますので、勝手に使い込まれることがなく、ご本人にとっても安心です。
他にも、同じような目的で「後見人制度」や「家族信託」などがありますが、どれも手続きが煩雑で、費用もかかります。
とりあえず、いざという時の資金確保のためには「予約型代理人」が、一番手っ取り早く始めやすい方法だと思いますので、ご検討されてはいかがでしょうか。
いずれにしましても、どの方法も、本人に意思能力(判断能力)があるうちに申請する必要があります(法定後見人を除く)ので、いざという時に備えて、早めの対策をお勧めします。
※実は私も、先日、予約型代理人制度を使って、母親に代わって、利率の低い定期預金の預けかえをしました。(本人のための代理行為…銀行残高自体は変わらずです)

